画像データベース [墨書土器]
■墨書土器字典凡例の説明
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このデータベースでは、各墨書土器について、
・集成番号・本文・記載方法・遺跡名・調査主体・発掘次数・地区名・遺構番号・所在地・内容分類・出典・国郡郷里・人名・和暦・西暦・土器の種類・器種・部位
の項目を表示します。
凡例として、各検索項目について、簡単に説明します。適宜ご参照ください。また、各データについては最新の内容を収録するように努めましたが、詳細及び最新情報は、出典あるいは各調査機関発行の報告書によって適宜ご確認ください。特に、器種や部位の表現については、各報告書によって異なる場合があり、本データベースでは、凡例にもとづき、表現をあらためています。元の表現は、詳細情報画面で〈 〉内に表示しました。ご利用の際はご留意ください。

【集成番号】
『平城宮出土墨書土器集成』(以下、『墨書土器集成』とする)1~3に掲載された番号。集成番号のないものは、「0」となります。

【本文】
本文は、『墨書土器集成』所収の釈文に準拠していますが、一部、本データベース用に改めた場合があります。漢字の表記は、原則として現行常用字体によります。
本文中の略号は以下の通り。

改行を示す

欠損文字のうち字数が確認できるものを示す。

〔 カ〕

欠損文字のうち残画から文字を推定した注記を示す。

〈 〉

欠損文字のうち字数が確認できないものを示す。

「 」

異筆・追筆を示す。
異筆が数種ある場合は、「 」(1)、「 」(2)と記す。

( )

習書、文字と認めがたい記号、模様、絵などの場合や記載面の注記を示す。

土器の内面と外面に文字がある場合、その区別を示す。( )内に面を記載した場合もある。

(a)~

同一個体であるが接合せず、前後関係が不明な場合に、各片の区別を示す。

JISコードにない特殊な文字を示す。

【記載方法】
記載方法について、墨書、刻書、刻印の3種類を区別しています。

【遺跡名】
墨書土器が出土した遺跡名を示します。

【調査主体】
墨書土器が出土した遺跡の調査を担当した機関などを示します。

【発掘次数】
墨書土器が出土した発掘調査次数です。各出典をご参照ください。

【地区名】
墨書土器が出土した遺跡の地区の位置を示します。各出典をご参照ください。

【遺構番号】
墨書土器が出土した遺構の番号を示します。遺構の略号は、各出典(報告書)によります。

【所在地】
墨書土器が出土した遺跡の所在地を示します。

【内容分類】
記載内容を次の10種類とその他に分類しました。
1.役所名 2.官職・身分 3.施設場所 4.人名 5.器名 6.用途 7.数量・容量 8.年紀・月日 9.吉祥句・呪句 10.習書 11.その他詳細情報画面では、複数該当している場合は、/で区切っています。(例;役所名/習書)

【出典】
墨書土器が掲載されている出典を示します。現在このデータベースが収録している墨書土器の出典と略号は以下の通りです。 
墨書土器集成1~3 奈良(国立)文化財研究所『平城宮出土墨書土器集成』1~3
報告I~ 奈良(国立)文化財研究所『平城宮発掘調査報告』I~
学報1~ 奈良(国立)文化財研究所『奈良(国立)文化財研究所学報』1~
なら平城京展 奈良国立文化財研究所 図録『なら平城京展‘98』

伊場総括編

伊場遺跡発掘調査報告書第12冊『伊場遺跡総括編(文字資料・時代別総括)』
(浜松市教育委員会、2008年)あとに続く略称と番号は、遺跡名の略称と通番を示す。

藤枝報3

『志太郡衙跡(御子ヶ谷遺跡・秋合遺跡)日本住宅公団藤枝地区埋蔵文化財発掘調査
報告書III―奈良・平安時代編』〈藤枝市埋蔵文化財調査事務所、1982年〉
あとに続く番号は、一覧表の通番による。

藤枝市史

『藤枝市史 資料編2古代・中世』〈藤枝市史編さん委員会、2003年〉
あとに続く番号は、市史の番号と、同一釈文墨書土器一覧に該当するものは
通番のあとに ― 番号(この番号は通番内の右からふったもの)で示す。
【国郡郷里】
墨書土器に記載された地名を、池邊彌『和名類聚抄郡郷里驛名考證』に準拠して可能な限り収録したものです。
 地名が不確定、また複数可能性がある場合は全文を「( )」で囲み、地名が複数想定されるがなかでも可能性が高いものについては、これを「( )」で囲まず先頭に置きました。
 墨書土器の当時と『和名類聚抄郡郷里驛名考證』とで地名が異なる場合、「『和名類聚抄郡郷里驛名考證』時点の地名〈木簡の時期の地名〉」の順としました。
【人名】
墨書土器に記載された人名を収録したものです。本文の通りに収載しているため、人名の一部のみを示す場合があります。確定できない文字には「( )」をつけ、人名が推定の場合は「【 】」で囲みました。
【和暦】
墨書土器に記載された年号を収録したものです。数字はアラビア数字に直してあります。
【西暦】
墨書土器に記載された日付を西暦で収録したものです。数字はアラビア数字に直してあります。確定でない部分に「( )」をつけました。
【土器の種類】
土器の種類を1.須恵器 2.土師器 3.灰釉 4.青磁 に分けています。
【器種】
土器の器種を次の12種と不明に分けています。
1.杯 2.皿 3.椀 4.高杯 5.盤 6.鉢 7.壺 8.瓶 9.甕 10.坩 11.竃 12.蓋 13.不明。
特に、『墨書土器集成』1~3所収の墨書土器については、集成の分類基準(『平城京左京二条二坊・三条二坊発掘調査報告―長屋王邸・藤原麻呂邸の調査』(『奈良国立文化財研究所学報』第54冊))に準拠しています。
また、器種の特定が困難で「杯または皿」としたものには、椀も含まれる可能性があります。詳細情報画面においては、さらに詳しい器種(例;杯AI)を示している場合がありますので、適宜ご参照ください。
分類基準については、各出典における分類をご確認ください。
【部位】
墨書された部位について、部位名称と位置に分けて収録したものです。部位名称は、図(『墨書土器集成』3より)をご参照ください。
(図15)クリックすると拡大します。
《詳細情報画面での表示方法》
・例1;底部・外面―部位名称・位置の順に示し、“・”で区切っています。
・例2;口縁部,頸部,肩部,体部,底部・外面(口縁部から底部外面)部位が複数ある場合、“,(カンマ)”で区切っています。
また、( )内に「から」の記載がある場合は、各部位にわたって連続して記載されていることを示しています。( )の前の部分に、該当する各部位を示しています。